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ビジョン主導的生き方 or ミッション主導的生き方
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     先週の土曜日から北海道入りし、グレースでの日曜礼拝、CFNJの入学式、4日間の集中講義を終えて、金曜日の夜に大阪に戻りました。集中講義では、「ビジョンとミッション」の違いについて分かち合った。最近というか、数十年前から、「ビジョンの重要性」が強調されるようになった。「先生のビジョンは何ですか?」とは聞かれても、「先生の召されているミッションは何ですか?」とは聞かれない。ビジョンとミッションの違いを明確にするため、ビジョンを人の心に描かれた夢、幻とし、ミッションを神の心に描かれた夢、幻と定義した。異論はあるかも知れないが、この定義を前提に授業をした。ビジョンの必要性が語られるとき、決まって引用されるのが、箴言29:18「幻がなければ、民はほしいままにふるまう。しかし律法を守る者は幸いである」この御言葉だけで、ビジョン主導の生き方を肯定するのは無理がある。聖書の人生観はミッション主導である。

     ビジョン  人に主体性があるため、人が働きを始めなければならない。
     ミッション 神に主体性があるため、神の働きに招かれなければならない。

     ビジョン  個人の夢が重なるので、どうしても、一世代で終わってしまう
           傾向がある。
     ミッション 神の夢なので、時代を超えて受け継がれる。

     ビジョン  完成図を心に描くため、結果重視の傾向が生じる。
     ミッション 完成図が心に描けないため、プロセス重視の傾向が生じる。

     ビジョン  戦略的な生き方になるため、ビジョンとは無関係に思える働きは
           スルーする傾向がある。
     ミッション 天職(Calling)の意識が芽生えるため、「声をかけられること」が
           大切になる。

     ビジョン  実を結べる良い場所をいつも探している
     ミッション 置かれた場所で実を結ぶ 「置かれた場所で咲きなさい」

     ビジョン  自分の人格とは無関係に大きなビジョンを描く傾向がある。
     ミッション 人格と働きを切り離すことが困難なため、どうしても、人格の取り
           扱いを受けなければならない。 

     ビジョン  人々の関心の集まるところに注意が向いてしまう。
     ミッション 人々が関心を払わないところに注意を向ける。

     ビジョン  自己実現的な生きた方  「自己プロデュース」「○○代までに
           しておくべきこと」
     ミッション 神の作品としての生き方 

     ビジョン  クロノス的な時間概念 アブラハム 75歳から99歳まで 
           「取り残され感」
     ミッション カイロス的な時間概念 アブラハム 99歳から100歳  
           「時が来ると実がなる期待感」

     ビジョン  挫折で人生が終わってしまうように感じる。
     ミッション 挫折を経験しても、神の壮大なストーリーの一部として人生が
           続いていく実感が伴う。

     講義では「霊的導き」(Spiritual Direction)の大切さを何度も強調した。心理学的アプローチは、関わる人をカテゴリー化する。意図しなくても、「あの人はああいう人だから」とカテゴライズ(分類)している。しかし、大切なことは、その人の中で精力的に働いておられる神の働きに目を留めること。心理学的アプローチは、その人の歴史に注目するが、「霊的導き」では、その人の中で働いてこられた神の働きの歴史に目を留める。生まれつき目が見えなかった人に対する、弟子たちとイエスの視点の相違、「この人が罪を犯したのか、両親の罪なのか」と弟子たちは彼をカテゴライズした。イエスは、「神のわざがこの人に現れる」と神の働きについて言及された。この視点の相違は、ミニストリーの本質を決定する。

     
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